チック症
まばたきや咳払いが特徴的なチック症は、一見癖のように見えるため見過ごしてしまう事も多いようです。
聞きなれない病気かもしれませんが、意外と多くのお子さんが発症している身近な病気です。
発症年齢
子供の1~2割が発症すると言われているチック症。発症年齢は3~4歳に始まり7~8歳にピークを迎えます。女の子よりも、男の子に多いと言われています。
症状
音声チックと運動チックに分けられます。
音声チック
音声チックの症状では咳払いが最も多くみられます。
他には単純な音声や複雑な発声・汚言・卑猥な言葉等があります。
運動チック
運動チックには癖に見える肩すくめやまばたき等の身体の動きがあります。
原因
身体因と心因が相互に関係しあっていると考えられています。
緊張との関係が大きく、緊張感の上下が激しい時には比較的チックの症状が出やすいようです。
対応
本人が症状によってつらい思いをしていたり、生活面に支障が出たり、周りに迷惑が掛かってしまうようでしたら、かかりつけの医師や専門の小児精神科の医師に相談し、適切な診断とアドバイスをもらうようにしましょう。
大切な事は、チックは自分では止められません。「止めなさい」と言っても無理なのです。
責めるような言い方はせずに、子供を見守るようにし手上げてください。声をかける際は、お子さんの気持ちに寄り添い優しく声掛けをするようにしましょう。
また、症状によっては学校や幼稚園等前もって症状について話し、理解ある対応をお願いする事も大切かもしれません。
参考
チック(チック症) 症状、治療、原因など | こころの病気 - Yahoo!ヘルスケア
2017/10/18 更新
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